面倒は幸せへの入り口

3月にはじめての茶事に参加させていただきました


茶事というのはお茶のフルコースのこと


(私は「茶会」というのがフルコースだと思っていたんですけど、違ったんですね)




茶道を習いはじめてまだ数回だったので


作法も何もわからずの参加でした



茶懐石をいただくとのことで


こちらの本で予習をしたのですが


イラスト中心なのに一通り読むのに1時間もかかってしまった!




茶懐石の頂き方の説明読むだけでよ?




茶事は茶懐石をいただくだけでなく

掛け軸やお庭を拝見したり



そして最後にはもちろんお茶をいただく



4時間以上もの一大スペクタクルでした!





そして普段はお話しする機会のない方々との


新鮮な会話




まるで別世界を旅してきたかのような素晴らしい時間を過ごさせていただきました






それにしても


お茶を習いはじめて気づいたのは




普段、いかに両手でものを丁寧に扱うということをしていないかということ




私が両手でものを持つのは


それが必要な重いもの、大きいもの、片手で持ちにくいものと


人からものを受け取る時、渡すときのみ

(これはいつもではなく、相手や場面によっては両手ではありません)




ましてや自分と、そしてそのもののために



両手で心を込めて扱うなんてことは



ほぼ皆無!





もう少し、日常に丁寧さを取り入れたいものだと


そのくらいの心の余裕を持ちたいものだと


おおいに反省中です






そういうのって焦る心には”面倒な無駄”なんだけど


面倒って結構、幸せへの入り口の一つだと思う




入り口を見失わないようにしたいものです






こちらの写真は茶事でいただいたもの

(私は写真を撮るどころではなかったので、シェアしていただきました)

最初に出されるご飯は蒸らす前のご飯なんですね


炊き上がりを蒸らす前にお出しするって


炊き始めるタイミングがすごく難しいのでは?!





おもてなしの心のこもったご飯は


目からウロコどころか

目玉が落ちそうなほど美味しかったです




また食べた〜い!




Dolce fer Niente by Nana

1999年にNYのダンス学校に留学、パフォーマーとしてNYで活動 2002年より「アコースインミラクルズ(奇跡のコース)」を学び ヒーリングセンターCRSにてカウンセラー、講師として活動、2015年に帰国 ブログタイトル”Dolce fer Niente"はイタリア語で「何もしないことの甘さ」 何もしないで満たされた時間を過ごせる、心の余裕を目指します

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