奇跡について学ぶレッスン 4
さて、つづきです。
例の3行の二行目にすすみます。
非実在なものは存在しない
これについて「1」ではこのように書きました。
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「実在するもの」=「本当に在るもの」なんですから、「非実在」はその反対ですね。
「本当には存在していないもの」です。
「幻想」ですね。「まぼろし」です。
つまりこの2行目は
「幻想(まぼろし)は実際には存在しない」という意味です。
当たり前ですね。
存在していたらそれは「実在するもの」ですから。
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一行目の「実在するもの」が「愛」だということはすでに述べました。
それに対して「非実在なもの=幻想=幻」は、どういった性質を持っているものかというと、それは「実在するもの=愛」の反対の性質です。
愛は
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安心できて
嬉しくて
安らいで
喜びに満たされ
豊かさにあふれ
優しさを感じられて
優しさがあふれて
感謝があふれて
情熱と
強さを発揮できる
・・・そんな感じのもの。
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でしたね。
これの反対ですから
安心できて → 心配で
嬉しくて → つまらなくて
安らいで → 不安で
喜びに満たされ → 喜びなく
豊かさにあふれ → 欠乏(足りないもの)ばかり
優しさを感じられて → 人はみんな自分のことばっかり
優しさがあふれて → 優しくなんかしても、自分ばっかり損
感謝があふれて → 感謝するようなことなんて別にないし
情熱と → 無気力と
強さを発揮できる → 弱さばかりが目につく
・・・と、そんな感じのものです。
愛も、幻想も、他にももっと表現の仕方がありますが、今のところは目安として「だいたいそんなもの」だと、思っておいてください。
どっちみち、私が「こうです」と説明できるものではないので。
なぜならこれは「経験をとおして学んでいくもの」だと、「2」で言いましたね。
誰もが「実在するもの」と「非実在なもの」の両方を、人生で経験済みなのではないでしょうか?
さて、ではこれら「非実在なもの」が「幻想」だとは、一体どういうことでしょう?
だって、幻想じゃないですよね?
心配とか、
不安とか、
つまんない状態とか、
誰だって経験していますし、
足りないものはいっぱいあります。
幻想どころか、確かに、あります。
(どちらかといえば「愛」の方が「幻想」に思える時だってありますよね!)
幻想というのは「勘違い」のことです
あなたには、真実が見えていませんよ。
勘違い、思い違い、見間違いをしていますよ。
ということなのです。
人生の中でどんなものであれ「問題」が発生している時、
私たちには「見落としているもの」があります。
ぽっかりと、見落としているものがあって、
そのぽっかりと空いたところに自分の
勘違いの考えを詰め込んでいるのです。
見落としていたものを再発見すると・・・
すべての勘違い(幻想)は消滅します。
これが奇跡です。
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