「自己価値」を本当に感じることができるただひとつの方法
「自己価値」
「自分には価値があるという感覚」を感じるにはどうすればいいか?
ということで
世の中ではすでにいろんな方法が紹介されています
*自分を価値あるものとして大切に扱ってみましょう
*どんな小さなことでも自分が「できること・得意なこと」に注目してみましょう
*自分のいいところを書き出してみましょう
などなど
でもこれらは実は、本当には効果がなかったりします
自分を価値あるものとして大切に扱ってみても
その時は確かに気持ちがいいかもしれないけど
おそらく自己価値感は根本的には上がらないと思います
できること、得意なことに注目してみるというのも・・・
「私は〇〇ができます!」「〇〇が得意です!」
って、逆に私ってそれっぽっちの価値しかないの?
〇〇ができる、得意ということ以外に価値はないのでしょうか?
炊飯器だったら、ご飯がたければ価値がありますが私もそれと同じようなもの?
違いますよね?
それに「〇〇ができる」「〇〇が得意」だけが私の価値なんだったら
いつかその〇〇ができなくなったら???
「良いところ」も然り
「良い・悪い」の判断なんて状況や相手によって簡単に変わるものだし
書き出してみたことろでそれを見て
「うっわー!私って価値ある存在だ!」って思えます???
以上のような方法では、一時的に気分が良くなることはあっても
(それに一時的に気分が良くなるのも素敵なことですけど)
やはり根本的な解決にはならないと思います
本当の本当に「自己価値」を感じたいと思うなら効き目のある方法はただひとつ
「全ての人の存在そのものに価値があるということを実感できる私になること」
です
「奇跡のコース」でも言われている
「欲しいものは与えると得られる」というのはたとえばこういうことです
今回の場合でいうと「欲しいもの=自己価値感」なので
「全ての人に価値があるということを私自身が実感できると、その私自身も全ての人の中の一人であるから、自分の存在の価値を実感できる」ということです
「全ての人」というのがポイントです!!!
これは避けて通れません!!!
逆に「価値のある人と無い人がいる」という観念を持ってしまうと
その時々で揺れ動きつつも必ず最後には自分の中で
「私は価値のない方」に割り振られてしまうようになります
(これについてはどうしてそうなるか、説明すると長くなるので今回は省きますが)
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ですので「できること」や「得意なこと」「良いところ」に注目するというワークはちょっと注意が必要です
そういった美点が「ない人」という観念も同時に育ててしまうからです
めちゃくちゃ落ち込んでいるときに気付け薬的な感じでこういったワークをすることが効果的な時もあるかもしれませんが、それで気分が立ち直ったら、その立ち直った気分のまま、本当のワーク「全ての人に価値があることに気づこうとすること」を、直ちに始めてください
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「全ての人の存在そのものに価値があるということを実感できる私になること」
オススメは、まず身近な人の中に価値を見出そうとすることです
尊敬する人、憧れの人よりもどちらかというと
自分が「価値がない」と思ってしまっている人
問題だらけだと思ってしまっている人
見下している人
心配だと思う人
の中に、価値を見ようとしてください
(やってみる前から「難しい」「できない」と言わないこと!)
間違っても「この人はこんな良いところがあるから価値がある」とか「このような場面では役に立つから価値がある」なんてやらないでくださいね!
「できること」や「良いところ」を探すんじゃないですよ
それだとそのような美点がなくなったら価値がないということになってしまいます!
人はみんな、存在しているだけで、価値のある存在です
たとえ病気で寝たきりで、人のお世話になるだけで何もできなくても
たとえ体が亡くなってもなお、価値のある存在です
というのを概念として知っているのと
実感できるのでは全く違います
「あ〜はいはい、そういう考え方ね〜」ではなく
実感しようとしてみてください
「しよう!」「したい!」
と思えば、そこから発見が始まります
実感への道が拓けます
これが唯一の、「私という存在には価値があるんだ」と実感させてもらえる方法です
♡ま、逆に言えばこれだけで良いんだからこんな簡単なことはないんですけどね♡
2コメント
2019.12.10 11:43
2019.12.09 08:46